ホテルのTVで有料カードを買わずにコンテンツを見る方法(3/3)

ホテルのTVを100%活用する

ホテルWi-Fiの仕組みについて、第1回第2回でご説明してきました。
では実際に 進めていきたいと思います。 まずコンテンツを見るための装置
TVからハックしていきたいと思います。

ホテル設置のテレビに関しては2種類あります。

パターン① 何も変更なく設置

この場合に関しては何もハックする必要はありません。
入力切替でHDMIに切り替えられると思います。

パターン② リモコンがVOBのボックス用
      リモコンしかない場合。

TVメーカーのリモコンではないリモコンが置かれている場合はほぼこれにあたります。VOBのボックスのリモコンしか設置されておらず、直接TVをいじれなくなっている場合です。 ただし、この場合にも回避できることがあります。

①TV横の入力切替から直接操作する。
→TV自体はリモコン以外に直接操作する方法があります。このボタンを探して、
 入力切替を実施します。

②VOBのボックスのHDMIケーブルを抜いてしまう。
→これはTVの入力切替がロックされていたりした場合に使用する方法。
 VOBのボックスのHDMIケーブルを抜いてしまって、差し替えるパターンです。

観光系のホテルであればこれで8割 ビジネスホテルでも7割程度このパターンで行けることが多いと思います。 特にチェーン系のホテルは一括導入なので、
パターンがわかりやすく私もそれ目当てで行ったりしています。

アパホテルとか、東横インに設置されているTVはUSB端子までついていて
至れり尽くせりだったりします。

ホテルWi-Fi環境でChromeCastを使う

基本的ホテルWi-FiではChromeCast使用することはできません。
ただし抜け道はあります。そちらを見ていきましょう。
前回ホテルWi-Fiには2パターンがあると説明しました。
廊下設置タイプと、部屋に設置するタイプです。
廊下設置タイプは複数の客室の人間が同じWi-Fiを使用するため、
プライバシーセパレータという機能を用いて、端末間の通信を遮断しています。
これは他のお客さんの端末に不正に入り込めないようにするための措置です。
端末間の通信ができない為、スマートフォンからChromeCastに命令が届かず、
使えないのです。

プライバシーセパレータの図。 折り返し防止措置で端末間の通信を阻害している。

ではどのように回避すればいいのでしょうか。


私は、ホテルに宿泊する際には必ずホテルWi-Fiを持ち歩いています。
これは、もしWi-Fiがない有線だけの環境でもWi-Fiができるようにと
かなり小型なつくりになっています。
この中の機能で、中継器モードというのがありますので、それを活用します。

ちなみに私が使っているのは WMR-433W2のターコイズブルーです。
理由は小型であることと、中継器モードが使える事。そしてルーターモードにも
なるので、上流からの侵入が防げる事もあり、お守り程度で選んでいます。

中継器を使用した場合のイメージ。 ホテルのAP間の折り返しはできないが、中継器での折返可能

あとはスマホから好きなコンテンツを選んで ChromeCastにCastすれば、
ホテルの大型TVで好きなコンテンツを見ることができます。

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