BeeLink Android Box比較表
NUC等で日本でもメジャーなBeelinkですが、Android Boxも販売しています。
BeelinkのAndroidBoxを紹介したいと思います。
目次
BeeLinkについて
BeeLink自体の創立はそれほど昔ではありませんが、安価なMiniPCを中心に展開をしており、
深圳のIT企業の中でもそれなりにメジャーなメーカーになります。
日本では一体型PCがNECや富士通で発売されて一定の人気がありますが、
海外ではディスプレイにこのようなMiniPCをVESAマウントに取り付けて 一体型にすることが
最近多い使い方です。(業務用途ではほぼクラウド化されており、さほど大きいPCがいらない)
MiniPCは基本的にWindowsが動くようにintelのCPUが搭載されておりますが、
小型化の強みからAndroidBoxようのARMも扱っているようです。
BeelinkのAndroidBox の種類
では実際に BeelinkのAndroidBoxを見ていきたいと思います。
現行機種は4種類になります。
- GT-KING Pro →2019年9月発売の オーディオ特化モデル
- GT-King →2019年4月発売の スタンダードモデル
- GT1 Mini →2018年11月発売の 小型モデル
- GT1 Ultimate →2017年10月発売の フラッグシップモデル(型落ち)
他社との違い
メモリ搭載容量が比較的贅沢
様々なAndroidBoxがありますが、特徴として比較的メモリが贅沢なことがあげられます。 GT1 Ultimate以外はすべてDRAMが4Gになりますので安定してAndoroidを稼働させることができます。ただしSoCはAmlogicですのでGPU性能は期待できません。
オーディオ特化モデルの存在
GT-King Proはオーディオに特化しており、Hi-Fiのロスレスを再生できるのはもちろんDolByやdtsにも対応
中国の電化製品はアナログに無頓着ですが、これは少しこだわって作っているようです。
(最近は工場のノウハウでだいぶアナログも強くなっているようですが)
Dual OS対応
Androidのほかに CoreELECというOSに対応しています。 CoreELECはXBMC(現Kodi)を源流としたOSです。Androidに比べてOSが軽量ですので、海外では扱いやすい存在です。(2バイト文字に弱く日本では・・・)
Beelink各型番別製品比較
Beelinkの各型番別の製品比較を掲載します。
GT-KING Pro | GT-KING | GT1 MINI2 | GT1 Ultimate | |
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発売日 | 2019年9月 | 2019年4月 | 2018年11月 | 2017年10月 |
OS Ver | 9.0 | 7.1 | ||
CPU | Amlogic S922x | Amlogic S905x3 | Amlogic S912 | |
GPU | Mali-G52 MP6 | Mali-450 | Mail-T820 |
|
メモリ容量 | 4GB | 4GB | 3GB | |
フラッシュ容量 | 64GB | 8GB | 32GB | |
LAN端子 | 搭載 | |||
無線規格 | ac a n g b | |||
アンテナ数 | 不明 | |||
HDMI | 2.1 | 2.0 | 2.1 | |
4K対応 | 対応 | |||
Bluetooth | 4.1 | 不明 | 不明 | 4.0 |
RCA アナログ端子 | ヘッドフォンジャック | 搭載 | 非搭載 | |
オプティカルOUT | 未対応 | 搭載 | 非搭載 | 搭載 |
USB3.0 | 3 | 2 | 1 | 0 |
USB2.0 | 1 | 1 | 1 | 2 |
マイクロB(Host) | 未対応 | |||
SDカードスロット | 搭載 | |||
電源 | ACアダプター | 5V ACアダプター |
GT1 Ultimate以外は Android9に対応しておりますし Amlogic のSoCも最新のモデルですので、
かなり快適に使えそうです。