Mecool M8S Pro W

Mecool製AndroidBOXの比較表

Mecool について

日本にはすでにセットトップボックス市場はありません。なぜなら、デジタル化の際にコンテンツの保護を目的にガチガチに固めてしまった結果、
TVの録画したものネットワーク経由で見るという事を放棄してしまっため。
アナログ時代は、様々なメーカーが出していましたがほぼ消滅。

消滅した市場の中で、黒船的に来たのが Amazon・Google・Appleの3社
日本のセットトップボックス市場は正直この3社が独占している状態です。

しかし、世界に目を向けると、状況が異なります。
例えば中国であれば Amazon/Googleはほぼ活動できていません。
著作権保護?それなに?な状態で、安価にTVで見れるセットトップボックス市場が
成熟しています。 Mecool は有象無象のその中の一つです。(たぶん。。。)

M8S Pro Wの特徴

MecoolのKM9 Pro KM3 の前モデルのようです。
CPUはAmlogic S905W ですので、CPU的にはKM9 Proに比べて一世代前
のようです。

GoogleAndroidTV Certified未取得

この商品はGoogle AndroidTV Certifiedを取得しておりません。
レビューを見る限りカスタマイズされている画面が見受けられますので、
おそらく、AndroidTVではなくAndroidのカスタムの可能性が高いです。
その場合、AndoroidTVのアプリは動かない可能性があります。
逆に、Androidのアプリを入れやすくなりますので、そこは選択の一つとして
考えるのはいいかもしれません。

メモリ1GB ストレージ8GB

KM9 Proのメモリは4GB ストレージが32GB
KM9 Pro Classic はメモリ2GB ストレージ16GBです。
M8S Pro Wはメモリ1GB ストレージ8GBですので、 
圧倒的に少ない。Nexus Playerが1GBで動作が苦しかったので、
この時代には確実に動きが遅いことが想定されます。

5GHz非対応

無線のチップセットをケチったのか、5GHz が非対応になります。
5GHz はDFSバンドの利用条件が各国で設定されており、サポート含めて
切るパターンは多数存在します。
(Kindleシリーズも Fire StickもDFSバンド不要のW52しかサポートしていません。)

Mecool M8S Pro W スペック

 

OS ver (2019年12月6日現在) 7.1
CPU Amlogic S905W
3DMark ベンチ 未測定
GPU Mail-T820
メモリ容量 1GB
フラッシュ容量 8GB
LAN端子 True
無線規格 n g b
アンテナ数 不明
HDMI 2.0
4K対応 TRUE
Bluetooth 4.1
RCA アナログAV TRUE
オプティカルOUT FALSE
USB3.0 FALSE
USB2.0 2
マイクロB(Host) FALSE
SDカードスロット FALSE
電源 5V ACアダプター

 筆者調べ 2019/12/6

筆者感想

M8Sシリーズは ”L” ”+” ”W”(性能順)の3種類が存在しているようです。
はっきり言って、この順番はよくわかりません。普通なら
“W” “+” “L”で順番が逆な気がします。また、+とLと筐体が全く違うので
そもそも別型番なのでは・・・

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